自毛植毛のデメリット
自毛植毛は人工毛植毛と比べると、様々なメリットがあると言われています。しかし、すべての面において人工毛植毛に勝っているというわけではありません。
また、植毛は薄毛治療の中で唯一手術を伴うものですので、費用や術後の影響なども考えなければなりません。
高額な施術費用
日本では、まだまだ自毛植毛が浸透していない状況のため、施術にかかる費用も高額となっています。当然保険適用外の手術となりますので、全額自己負担となります。
海外では植毛1本あたりの費用は200~300円ほどですが、日本では500円~1000円以上となっています。
自毛植毛は頭皮の負担を考慮して、数回にわけて施術を行うのが一般的ですので、回数が増えればそれだけ費用も膨らんでいくことになります。
移植する量の限界
自毛植毛は主に後頭部の髪を採取し薄毛部分に移植されます。その為、移植できる毛の数には限度があります。
また、一度に植毛すると定着率が低下するため、1回の施術で移植できる毛髪の数にも上限があると言えます。この点は人工毛と比べ劣る部分です。自分の毛を再利用する以上、好きなだけ移植する事はできないのです。
頭皮の傷痕
自毛植毛は、健康な髪の毛をグラフト(株)分けし移植するのですが、グラフトを採取する際に、頭皮に傷跡が残る可能性があります。最近ではグラフト採取の技術も向上していますので、傷跡はそれほど目立たなくなっていますが、多少の傷になる事は間違いありません。
一時的な麻痺や腫れ
施術により頭皮を走る知覚神経が切断されるため、一時的に麻痺が起こることがあります。また、生え際に植毛を行った場合、額やまぶたに一時的な腫れが起こる可能性もあります。
毛が生え揃うまでの期間
移植された毛髪は、定着後、一度脱毛する傾向にあります。これはヘアサイクルによるもので、植毛から脱毛後、3ヶ月ぐらいで、再び髪が生えてくるようになります。
毛が生え揃い一定の長さになるまでには、それ相応の時間がかかります。
ショックロス
場合によって、植毛部位周辺の髪まで抜け落ちる事があります。これショックロスと呼ばれる症状です。
ショックロスが起こる原因については不明な点が多く、植毛によって一時的に血行不良になるという理由が挙げられていますが、詳細は明らかになっていません。
ただ、ショックロスで抜けた毛の大部分は数ヶ月後に再び生えてくるので、さほど心配する必要はありません。

