タバコ(ニコチン)が育毛に与える影響
お酒は適量であれば薄毛対策に効果があると言われていますので、髪の毛が薄くなってきたからと言って禁酒する必要は無いのですが、タバコについては、育毛に悪影響を与える可能性が高いと言えますので、可能であれば禁煙した方が良いでしょう。
ニコチンの作用
タバコに含まれるニコチンの作用として、心拍数の増加、血圧の上昇、末梢血管の収縮などが考えられます。また、悪玉コレステロールを増やし、血管を詰まりやすくする効果もあると言われています。
吸収されたニコチンは、全身の血液を通り、やがて尿として排泄されます。血液中に入ったニコチンは30分ほどで半減するようですが、毎日2箱、3箱と吸っているような人であれば、常時ニコチンが血液中に含まれていることになります。
喫煙とDHT
育毛を阻害する男性ホルモンとしてDHTというものがありますが、近年喫煙とDHTの関係が注目されるようになっています。
アメリカのハーバード大学が行なった研究によると、喫煙がアンドロステンジオン、テストステロンやジヒドロテストステロン(DHT)などの男性ホルモンを増大させることがわかっています。
薄毛は男性ホルモンの量ではなく、感受性の強さによって起こると考えられていますので、禁煙すれば100%育毛効果が高まるというわけではありませんが、タバコは適量と言うものが存在しませんので、薄毛に悩んでいる人でなくても禁煙が勧められるわけです。
禁煙とストレス
育毛の事を考えると禁煙した方が良い事に間違いは無いのですが、今まで一日に何十本も吸っていた人が、急に禁煙するとなると相当のストレスがかかることになります。ストレスは脱毛の原因となりますので、禁煙で得られる育毛効果をストレスが帳消しにしてしまうようでは意味がありません。
タバコはやめようと思えばやめられると言う人が多いのですが、アメリカ国立薬物乱用研究所の研究によるとニコチンの依存性はヘロインやコカインよりも高いという事が言われています。
それだけ依存性の強い物をやめようとすると想像以上の負担が体にかかってくるという事になります。何度も言うようにタバコはやめた方が良いのですが、明らかな禁断症状が出るようでは体にも仕事にも悪影響を及ぼしますので、禁煙のやり方には注意が必要です。

