ビタミンE誘導体(酢酸トコフェロール)の育毛効果
育毛関係のサイトや、育毛剤などの成分を見ていると「ビタミンE誘導体」や「水溶性ビタミンE誘導体」という言葉を目にしたことがある人も多いと思います。医薬部外品の育毛剤にも多く含まれています。 酢酸トコフェロールや酢酸DL-αトコフェロール、トコフェリルリン酸ナトリウム、ビタミンEリン酸ナトリウムなども同義語のようです。
女性の場合、美白や美肌、アンチエイジングの為の美容化粧品の説明文で、ビタミンE誘導体という言葉を見かけるケースが多いでしょう。ビタミンEが、育毛や美容に良いことはなんとなく分かっていたのですが、実際にどのような働きをする物質なのかわからなかったので、少し調べてみる事にしました。
あくまでネットにある情報を精査して自分なりにまとめただけですので、間違いがあるかもしれませんが、概要ぐらいは分かると思います。
ビタミンE誘導体とは
ビタミンE誘導体の前にビタミンEについて知る必要があります。ビタミンEはビタミンCのような水溶性の抗酸化化合物と共に働き、紫外線等で引き起こされる酸化を防ぐ作用があります。老化=酸化とも言えますので、酸化を防ぐことが出来れば、若さを維持することができます。
しかし、ビタミンEは水中では不安定な存在で、酸化されやすく水に溶けにくいので、育毛剤や化粧品に配合しにくいという問題がありました。
そこで登場したのが、水に溶けやすいビタミンEであるビタミンE誘導体です。誘導体とは、化合物の分子内の一部が変化して出来る化合物の総称です。ビタミンE誘導体は、トコフェリルリン酸ナトリウムや酢酸トコフェロールとも呼ばれています。
ドラッグストアや楽天市場、アマゾンなどでは、水溶性ビタミンE誘導体が2g:1,800円ほどで売られています。そのまま食す人はいないと思いますが、手作り化粧品などに活用されているようです。
ビタミンE誘導体が髪の育毛に効くの?
ビタミンE誘導体がどんな物なのかはなんとなく分かったと思いますが、薄毛の人にとって気になるのは髪への影響だと思います。ビタミンE誘導体が配合されている育毛剤の商品説明を見ていると「血流を促進することで、髪に栄養を送る」というような事が書かれています。
ビタミンE誘導体という物自体が一般的ではないので、血行促進の効果があると言われるとそうなのかと思ってしまいますが、ビタミンE誘導体について説明しているサイトを見ても血流に関する文章は見当たりません。
抗酸化作用や抗炎症作用という部分の効果で、きれいな頭皮を維持し髪が生えやすい環境を整えるということであれば問題ないと思いますが、血行促進効果については良くわかりませんでした。どちらにしても抗酸化作用や抗炎症作用があるということは、育毛に無関係とは言えませんので、育毛剤に含まれていても良い成分だと思います。
ただ、それによって髪の毛が見違えるように生えてくるという事は考えにくいですので、あくまで頭皮や毛髪にとって良さそうな成分程度に捉えておくのが良いと思います。
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